皆さん、こんにちは。プランナーのT・Hです。
今回は『東京ゲームショウ2024』(以下TGS)のレポートをお送りします。
9/26(木)~9/29(日)の4日間にかけて行われた今年のTGSの総来場者数は27万4739人。
これは歴代2位の数字らしく(最大は2018年の29万8690人)、昨年のTGS2023からは約3万人の増加。
出展側はなんと過去最多の985の企業・団体が参加。
ゲームショウ関連の話題だと昨年に、世界三大ゲームショウの1つアメリカ・ロサンゼルスで行われていた『E3(Electronic Entertainment Expo)』の終了宣言という寂しいニュースもありましたが、
TGSはコロナ禍を経て着実に参加人数共々勢いが戻ってきており、世界からの注目と今後更なる規模拡大が期待されます。
そんなTGS2024! 私たちアクセスゲームズメンバーは、ビジネスデイ2日目の9/27(金)に視察を行いました。
その様子をお届けします!
会場は例年通りの幕張メッセ。
私にとっては初めてのビジネスデイ参加です。ドキドキですね。
当日の天気は生憎の雨でしたが、その代わり気温は控えめ。
屋内のブースを回る分にはむしろ快適ではありました。
目当ての試遊タイトルがあったので朝8時前には並び始めたのですが、既にかなりの人数が海浜幕張駅から会場にかけて集まってきていました。
下調べによると前日のビジネスデイ1日目に、人気過ぎて試遊整理券が開場30分足らずでなくなってしまったタイトルもあったとか。
私もそれを受けての前乗り&早起きです。
はるばる大阪から来て目玉タイトルたちを触れずに帰ったとあっては、視察に送り出してくれた同僚や先輩方に顔向けできません。
おそらく周りの他の人たちも前日の盛況ぶりを見ての早め集合かと思われます。ライバルですね。
開場2時間以上前から並んだ甲斐もあり、かなり前の方での入場です。
待機列は文字通り長蛇の列で、外まで延々と続いていたとか。私は幸いなことに屋内待機。開場の時を静かに待ちます...。
■会場の様子
開場!...と同時に待機列のおそらく全員が注目タイトルの整理券を貰いに一直線に某企業ブースへ。凄い光景でした。
そんな会場の熱気と人の波に揉まれつつ、私も無事お目当ての整理券ゲット。
この整理券、ものの見事に15分と経たず配布終了しており、肝を冷やしました。
そのあとは興奮冷めやらぬなか他の色々なブースをウロウロと見て回りました。
今年はまず、数々の超有名国内タイトルの出展が目を引きます!
あちこちのブースで各社看板クラスのタイトルの新作コーナーが展開されています。
ここ数年の体感では海外タイトルの勢いがすごかった印象でしたが、今年のTGSは国内タイトルが主役!といった感じ。馴染み深いタイトルも多く、見て回るだけでも楽しかったです。
所狭しとブースが並んでいる中、発売前のゲームのキャラやあの有名なキャラたちのフィギュアやバルーンも揃い踏みでワクワクものです。
多くのブースで公式コスプレイヤーさんらによるパフォーマンスも見られました。
中にはステージでショーを行っているブースもあり、ゲームの試遊以外でも楽しめる箇所も満載です。
他にも海外の大型ソーシャルゲームのブースも負けじと大規模なものでした。
またAIテクノロジー系の出展ブースやゲーム実況・配信者やVtuberなどの関連ブースや登壇イベントもあり、近年の流行や最先端技術も色濃く反映されています。
ゲームの試遊も盛りだくさん。
流石はビジネスデイ、並んで遊べるタイプの試遊ブースの待ち時間は10分~長くても50分ほど。
一般公開日では人気ブースは下手をすると何時間も並ばなければならないことを考えると破格です。
ただビジネスデイとはいえ一部ブースでは、時間によっては人気過ぎて入場規制がかけられていてそもそも並べない...みたいなところも。
↑某ハンティングアクションゲームのブース。とんでもない規模と人!
既に配布を終了した整理券の「キャンセル待ち」の人の列もあったほどの今年一番の大注目コンテンツ。
別館の方はインディーゲームブースにゲーミングデバイス・ゲーマー向け家具ブース、AR/VRコーナーに物販...と、
こちらだけでも1日が終わってしまうぐらいのボリューム!
昨今はゲーミングPCの普及が著しく、それと比例してPCで遊べるインディーゲームやVRもますますの勢いを感じます。
↑インディーゲームが奥までズラリ
物販も会場限定グッズや各社先行販売のグッズなど、レアアイテムがいっぱい。
私もお土産に今年のメインビジュアルTシャツを購入!
...結局1日では時間が足りず、気になっていたブースを全て回りきることはできませんでした。
ですがビジネスデイの雰囲気を掴むことはできたので、是非また視察の機会がありましたら今度はもっとうまく回れるようリベンジしたいですね。
ビジネスデイは一般公開日より空いているよと事前に教えて貰っていたものの、それでも人の多さに圧倒されました。
しかもあの場にいた参加者全員が業界関係者という事実にも刺激を受ける、普段デスクワークしているだけでは味わえない貴重な体験でした。
また、翌日の一般公開日はこの日の2倍以上の来場者数だったそうで、きっと想像を絶する混み具合だったと思われます。
今回一緒に視察に来ていた後輩は一般公開日も行った様ですが、混み過ぎていて人気ブースは全然試遊できなかったとか...
私自身、今回ビジネスデイに来てしまったせいで、もう一般公開日には戻れないかもしれません。贅沢な悩みです。
今回視察をしてみて感じたのは国内初試遊のゲームを触れたりするのももちろん楽しかったですが、各タイトルの注目度やファンが集まっているところを直接見られたり、
何より自分が好きなタイトルや期待のタイトルの盛り上がりを肌で感じられるのが本イベントの大きな醍醐味のひとつでした。
あと個人的な目標としては、次は自身が携わったタイトルが出展されているところを見たいなと思います。笑
■まとめ
冒頭でも触れましたがE3の終了宣言もあり、その分TGSにはますます世界からの注目が予想されます。
日本からゲームの最先端・最新情報を発信するこのイベントの今後の更なる発展の為には、なにより日本のクリエイターの頑張りが不可欠です。
アクセスゲームズとしても世界に向けて、日本のゲームここにあり!と日本ゲーム業界の一助になれるよう邁進していきたいと思います!
それでは、今回のレポートはここまでとなります。
次回のレポートもお楽しみに~